PhilHealthというフィリピンで一番マシな役所の実態




 

PhilHealth / フィル・ヘルスとは、その名の通り、フィリピンの医療保険制度。雇用者は一定の割合で、従業者の掛け金を毎月支払う義務があります。

今回は、従業員が1名退職したので、PhilHealthにその届出に行きました。と言っても、たった一枚の書類を提出するだけです。

 

Form Er2

 

PhiHealthの開館時間は、朝の8時。そして、フィリピンの役所対応は朝一が鉄則。ということで、私も開館時間に合わせて家を出ました。

7:50にPhilHealth到着。しかし、館外には既に多くの人が。。。

 

8:00開館。そして、私がもらった整理券の場号は、

 

 

 

40番

 

 

 

朝から思いっきり絶望感を味あわせて頂きました。その後、8:50まで待つもその時点で進んでいたのは15番まで。

9時にBIRでのアポがあった私は、一旦退散しBIRへ。




 

9:40に再びPhilHealthへ。

既に私の整理番号は超えて60番あたりを処理中。

 

そこで順番を仕切るスタッフと交渉。

 

私は朝7:50に来て9時まで並んでいたが、順番が来ずに他の用を済ませにいった。

そして、いま帰ってきたら私の順番は過ぎていた。

なんとかしてくれない?

Help me!!

 

本ブログで何度も書いていますが、フィリピン人の心を動かすには「Help me / 助けて下さい」が一番です。どれだけ自分に正当性があっても、割り切ってHelp meと言えるか?これ、フィリピンで(特にビジネスで)上手くやっていけるかどうかの、ターニングポイントでしょう。

 

ということで、何とか押し込み(割り込み?)書類を受領してもらいます。PhilHealthでは、この時IDも一緒に渡します。フィリピンでは、色んなところでIDの提示を求められれ不安なのですが、不思議と一度も紛失されたことはありません。

まあ、それでも不安ですが。。

 

そこから、待つこと約1時間。10:40にようやく、「たった一枚の書類の提出」という手続きが完了したのです。

 

 

 

PhilHealthに到着してから、実に2時間50分。

 

 

 

これが、フィリピンで最もマシな役所の実態です。PhiHealthは他の役所のように、どこにも載っていないよな資料の提出をいきなり求めたりはしませんが、「待ち時間」という点では、残念ながら他の役所と同じ水準なのです。

 

そういえば、私がセブに来た5年前とあんま変わってないな〜

 

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SSSという悪魔のような役所 たった1分の手続きに何時間待てば良いのか?




 

単刀直入に答えから、

 

 

6時間です!

 

 

では、経緯を順を追って説明します。

SSSとは、Social Security Systemの略。フィリピン人労働者の年金や傷害保険等を扱う役所です。雇用者は毎月の掛け金をSSSに支払い、従業員の給料から毎月一定額を控除します。

そして、今回私が経営する英語学校の講師が1人退職することになったため、その登録手続きに赴いた訳です。

何故、私自身で行ったか?それは、今回退職したスタッフがこの手の業務を一切担っていたからです(今後の引き継ぎが大変)。

 

SSSの悪辣ぶりを経験済みの私は、「もしかしたらいけるかも?」という微かな期待を抱いて知り合いのフィリピン人に届出を依頼しました(自分では行きたくない)。

しかし、結果は惨敗(苦笑)。

 

ざっくり言うと、SSSは「資格者」しかこういう手続きができないのです。そして、今回依頼した友人は当然に資格者ではないわけです。

ゴメンね、Irish!

 

と言うわけで、「万が一のため」と起業時に資格者登録をしていた私自身で行くことになった訳です。

やはり、万が一の備えって重要ですね!




翌日、朝の9:30にSSSに到着。

貰った整理券は49番

そして、9:30時点の進捗状況を確認するとまだ10番が処理中。

SSSは朝8時に始まるので、ざっくり1時間半で10人しか進んでいないということ。

 

この牛歩ぶり、フィリピンでは普通です。

 

一応進捗スピードを確認しようと、そのまま30分待ってみることにしました。

結果は、1人進んで11番♪

ということで、事務所に戻りました。

 

一通りの仕事が済んで、SSSに再び降り立ったのが午後2時。

そして、この時点で処理中の番号は46番

 

ラッキー!!

 

この「ラッキー」の意味は、「もしかしたら今日中に要件が済むかもしれない」という極めて低レベルのラッキー。フィリピン生活も長くなると、小さなことで幸せを感じられるようになりますね。

 

そこから忍の一字で、待って、待って、待ちます。

 

ようやく、自分の順番が来て、サクッと1分で処理が終わり時計を見ると、午後3時半。

 

 

整理券をもらってから、きっかり6時間で処理が完了したわけです。

 

多くの経営者は「雑用は全て部下に振れ」と言います。確かに「生産性」を考慮すればその通りです。しかし、ここフィリピンの役所や銀行の乱暴狼藉ぶりを直に体験して熟知していると、部下に頼むのが可哀想でならないのです(私の甘さですね)。

 

今後フィリピンで起業する方は、自分でこうした業務をする必要はないと思います。しかし、一方で一度は経験してみるべきだと思うのです。そうすれば、フィリピン人スタッフの気持ちも分かり、頼み方にも気を遣うようになり、良好な人間関係を築く上でポジティブに作用すると思います。

 

 

6時間待たされて、「お待たせしてスミマセン」の一言もないのです。

長時間待たせておいて、聞いたこともない追加資料を要求されたりするのです。

長時間待っても自分の番号が来なければ、翌日に持ち越しなのです。

 

 

待つこと以上に、相手の人間らしからぬ不親切さが気に障ります。

残念ながら、この国には実は親切さが欠けているのです。

見た目の(仕事時以外の)フレンドリーさに惑わされてはいけません。

 

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9Gビザ(就労ビザ)を新しいパスポートに移し替える「リスタンプ」という儀式




 

最初に、この記事を読む上での前提知識を整理します。

 

(1)外国人がフィリピンで合法的に働くためには「9Gビザ」が必要です。

(2)9Gビザの有効期限には「1年」と「3年」のものがあります。

(3)9Gビザとは、物理的には「パスポートに押されたスタンプ」のことです。

(4)パスポートを更新した場合は、9Gビザを新しいパスポートに移し替える(これを「リスタンプ/restamp」と言います)必要があります。

 

そして、ポイントは(4)の手続きはマニラの移民局本部(BI Head Office)でないとできないという理不尽な事実です。

(参考)
Restampをせずに、フィリピン出入国の度に新旧パスポートを持参する方もおられるそうです。これでも空港は通過できるそうです。

 

ということで、几帳面な私はマニラにRestampに行って参りました。以下、「マニラRestamp紀行」です。

 

 

1、パスポートの更新

 

私はセブシティのケッペルタワーにある日本領事館で行いました。

10年パスポートで、料金は7510ペソ。

申請して4日後くらいで受領できました。

「申請の待ち時間ゼロ」「受領の待ち時間ゼロ」と、ここフィリピンで存分にジャパン・クオリティを満喫させて頂きました。

セブ在住者の方、パスポート更新は日本よりもセブの方が多分楽チンです。

詳細は、在フィリピン日本大使館のウェブをどうぞ。
https://www.ph.emb-japan.go.jp/visiting/consular_j/new%20visa/consul_ppt.htm




 

2、リスタンプ

 

早朝6:50発のエアアジアでマニラに飛びました。

 

理由は、

(1)フィリピンの役所に行くのは朝一が鉄則です。遅くなればなる程待ち時間は長くなります。というか、「その日のうちに終わらない」という事態も普通に発生します。

(2)慢性的な遅延が頻発する「セブ・マニラ間」のフライト。比較的早朝便は送れません(あくまでも私の経験に基づく)。

 

定刻通り、8:10にマニラに到着。8:20にはタクシーに乗り込むも「マニラ名物大渋滞」に巻き込まれ移民局到着は9:20。

たった9キロの距離で1時間掛かりました。料金は260ペソ(普通にメーターを使用しチップも要求してこない珍しい運転手だったのでチップを20ペソ渡し計280ペソ)。

 

 

マニラの移民局本部様に到着。

 

(1)申請者の作成

建物に入ってセキュリティを超えると「お客様相談カウンター」みたいなコーナーがあるので、そこで要件を告げます。

すると、紙ファイルに綴じた申請書をくれます。

指示は、

・申請書に記入すること(超シンプルな内容)

・新パスポートと旧パスポートの顔写真のページと、ビザのページをコピーすること

 

コピーは建物の中に1枚2ペソでコピーしてくれる業者さんがいます。

サクッと処理して、紙ファイル代25ペソを支払うと22番カウンターに行くよう指示されます。

 

(2)22番カウンター

待ち時間ゼロで書類を提示して要件を告げると、「ここではリスタンプはしない。306へ行ってくれ」の一言。

何のために22番カウンターがあるのか意味不明だったので質問すると、完全無視。フィリピン名物「答えたくない(答えられない)質問は無視」に久しぶりに遭遇しました。

 

(3)Room 306

カウンターに3人くらい座っていたので、暇そうなお姉さんに要件を告げると、ACR-I cardのコピーを取ってきてくれとのこと。

フィリピンでは、必要書類をその場で言われることが普通なので、どの役所にもコピー業者がおり、そこにコピーに行き時間を浪費することになるのです。

書類と新旧パスポートを提出し、待つこと約1時間半、無事リスタンプという儀式は終了しました。

移民局に到着してからは、ちょうど2時間。フィリピンの役所手続きにしては上出来です!

 

ちなみに下記が9Gビザの実物です。

 

そして下記が新パスポートのリスタンプ。

 

 

最後に要注意情報です。

 

実は、マニラに行く前にセブの移民局事務所(Jセンターモール内)にリスタンプについて問い合わせをしたのです(スタッフにお願いして)。

反応は、下記の通りでした。

・普通はマニラに行て手続きする

・でも俺がなんとかできないこともない

・詳しくはその日本人と話すからそう伝えてくれ

 

要は「お金を払って裏でやってくれる」ということでしょう。コスト的にはマニラまでの航空券代が浮くので裏金を払っても構わないのですが(旅費程度までなら)、次回のビザ更新時に何らかの支障が出るというリスクを取りたくなかったので、今回はマニラに行きました。

 

海外でも、法的手続きは正面切ってやるのが正解です!

 

たまに「裏金払ってすぐできた」「いつでも紹介するよ」と自慢する人がいますが、全然格好良くないですよね。どうして「ぼられたこと」を自慢してるのか理解できません。。

セブのイミグレのオヤジには気をつけて下さい。

 

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