レジに見るフィリピンの理不尽





今週、ワトソンズというドラッグストアに行きました。レジは隣り合わせに3つあり、向かって一番右に「entrance / 入り口」があり、一番左に「exit / 出口」があります。私は当然入り口に並びました。しかし、一向に私の順番は来ません。フィリピン人は並ばないのです。どんどん「出口」から入って、3つのレジに直接並んでしまいます。


まあ、100歩譲って彼らはを許容しましょう。子供の頃から「自発的に並ぶ」という習慣のない世界で生きてきたのですから(役所等、強制的に並ばせられる場合は別です)。問題は、店員の方。彼らは一切そんな客を注意しません。黙認です。理由はおそらく「言うのが面倒臭いから」「言い返されるのが怖いから」。


一方で、割り込みにより、正しく並んでいる客は明らかに不利益を被るわけです。「ちょっと並ぶくらい良いじゃん」という声が聞こえてきそうですが、フィリピンのレジの遅さは尋常ではないのです。断言します。普通の日本人が平常心で並べる範囲をはるかに超えてきます。

ですから、私はこういう場合、かならず一言言います。「あの人たちルール守ってないよね。どうして何も言わないの?」。店員はまず返事をしません。フィリピン人って、都合の悪いことには答えないのです。これ役所でもそうですから驚きます。そういえば、タクシーの運転手も行き先を告げても返事をしない人の方が多いですね。


もちろん、私はこんなことで声を荒げることはありませんが、「曲がったこと」については必ず一言言うようにしています。セブ在住の皆さん、面倒くさがらずに一言言いましょう。いつか改善されることを期待して。日本だって「顧客の声」に耳を傾けることで、改善を繰り返してきたのですから。

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図面も工程表もないフィリピンの工事




 

私が経営するセブ英語倶楽部は、エースペンションというホテルの2階に入っているのですが、2018年6月1日から改装工事が行われました。

 

改装の対象は、

・ 4階の客室フロア
・ 2階のトイレ

 

私はエースペンションのオーナーのトニーとは筋トレ仲間で、よくジムで顔を合わせるのですが、この工事の計画を知らされたのが着工1週間前。しかも、筋トレ中にジムで。

 

この国では、テナントに対し「事前の説明」とか一切ありません。最終的には「嫌なら出て行け」というスタンスなので。まあ、日本で鍛え抜かれたビジネスマンならここで文句を言うのでしょうが、そんなことしてもフィリピンでは無駄です。というか、日本以外では無駄でしょう(ここ重要)。

 

私はこういう時、「自分が得ているもの」を思い返すようにしています。この件について言えば、下記のようになります。

 

・ 格安の家賃(近隣物件と比べても激安です)
・ 抜群の立地(多分、マクタン島トップクラス)
・ 過去2年半、家賃の値上げ交渉なし(先方が忘れてるだけ?)
・ 客室使用時のディスカウント&直前予約可能


これらと、工事で被る損害(多少の不便と騒音)を比較してみると、明らかにメリット(得ているもの)の方が大きい訳で、トニーに苦情を言うのではなく、工事とうまく付き合う方法を模索することになるのです。





と言っても、フィリピンの工事は本当に酷い。

 


工事業者から当初提示された工程表は3ヶ月、つまり8月末で竣工。
そして、9月下旬の今、進捗率はざっと60%といったところ。

 

トニーに聞くと「10月末までは」という意気込みが返ってきますが、私は「クリスマス前」がターゲットと睨んでいます。

 

まあ、4階の工事に関して言えば、最初の1ヶ月の解体工事の時は大変で、毎日のように現場監督となって授業時の音出し作業を止めていました。「この時間は作業するな」と言っても、次の日には全てを忘れて同じ過ちを犯すのです。


そして、遅々として進まないのが2階のトイレ。学校があるフロアです。1ヶ月程前に古い便器を外して解体作業を始めたのですが、数日作業をしただけでその後約1ヶ月放置。つまり、この1ヶ月、2階のトイレが使えず毎度1階のトイレまで降りているわけです。


私の勘では、新しい便器の発注漏れがあり、解体した後に新規の便器が届かないことが発覚しそのまま放置しているのだと思います。

 

トイレの工事で便器の発注忘れるな、ボケ!

 

と、言いたくなりますが、筋トレが趣味の私は、トイレに行く際の毎度の階段の上り下りをトレーニングの一貫として楽しみようにしています。

 

そろそろ、菩薩の境地に辿りつけそうな自分を感じます。

 

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フィリピンの役所手続きには記入例とかフォーマットがないのです。




 

最近、新たに雇用した新スタッフの行政手続きをしています。フィリピンでは、新しい社員を雇用した場合は、BIR, SSS, PhilHealth, Pag-ibigという役所に届出を行う必要があります。

 

そして、いつも通り厄介なのが、どの役所の公式HPにもその手続きについての記載がないことなのです(もしくは、あっても実情と異なる)。

 

最近では、地元のコンサル会社がそれらの手続きの概要について記事を書いてくれているので、まずは気合でそれらをググって見つけて、それに沿って、一度役所に当たってみます。

 

そして、お約束通り、役所で「どこにも書いていないようなこと」を言われて、後日再提出に赴くという、おそらく100年後も続いているであろうお遊戯(プレー)をさせられるわけです。

 




今回の手続きでは、やはりPhilHealthが優秀でした。私のこれまでの経験上、PhilHealthはいつも一発で書類が通り手続きが完了します。

 

Pag-ibigも、結構簡単です。一番ルールが緩い役所なので、無意味な書類の提出を求められることがありません。

 

BIR(内国債入庁)はいつも通り最悪です。Form2305という書類を「BIRに直接提出するか、オンラインで申請」とあったので、スタッフに直接行かせたところ「オンラインで申請しろ」と言われて門前払い。仕方なくオンライン・システムを探し当て、入力して申請するもそこから全然先に行けない。結局、BIRに電話して聞いたところ「システムの調子が悪いので、時間を置いて試してくれ」とのこと。BIRって本当に腐ってるんです。

 

最後に、最悪役所の名を欲しいままにするSSS。当校のスタッフが3回ほど訪問してようやく手続きを終えました。聞いたこともない書類の提出を何度か求められて。。

 

最後に、フィリピンの役所ってフォーマットがないことが多いのです。しかもググっても出てこないので、見様見真似で作って提出してます。この国の行政手続きは本当に大変です。役所に行けば、書類不備で突き返されてるフィリピン人を多く見かけます。

 

日本人マネージャーは、自分で手続きをすう必要はありませんが、こうした現状を知っておいた方が良いでしょうね。大切なのは、役所に突き返されたスタッフを叱ることではなく、同情してあげることなんです。

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