実際に乗った日時は下記の通り。
12月10日 PR434 セブ発 13:30 飛行時間 4時間30分
12月18日 PR433 成田発 14:25 飛行時間 5時間15分
※飛行時間は、機内アナウンスより。
行きと帰りで飛行時時間に差がありますが、
これは偏西風の影響によるものです。
日本から東南アジアへ(南へ)行く場合は、行きの方が長く(向か合い風)、
欧州に行く場合も(西へ)、行きの方が乗ってるいる時間は長くなります。
また、季節やその日の偏西風の強さで、飛行時間も変わってきます。
私は、マニラ→成田を、なんと最短3時間15分で飛んだこともあります(デルタ航空)。
その時はビジネス・クラスだったので、少し損をした気分でしたが。。。
さて、帰路の18日は平日にも拘わらず、7割程度(完全私見)の搭乗率。
空港チェックイン時に聞いたところ、この日は約100名の乗客とのことでした。
そして、いつも通り、プレミアムエコノミーにアップグレードしようとしたところ、
非難口のお席をご用意しました、とのこと。
ラッキー!!
要は、足元が広い席のことです。
勿論、無料。
私は、フィリピン航空のエリート会員ではありませんが、
かなりの搭乗実績があるので、優遇してくれたのだと思います。
席はこんな感じです。
十分なlegroomがあります。
上記がシートマップ。
青枠の3席がプレミアム・エコノミー。
赤枠はForward Economy, Exit Sheetという名目でガラガラです。
この4列に座っていたのは、私含めたったの二人。
ちなみに、通常の席は3席中2席が埋まっている感じで、そこそこ混んでます。
プレミアムエコノミーに興味のある方は、ココをクリックして下さい。
実は、フィリピン航空は、このガラガラの4列の席を
有料販売しているのです。
1席30ドル。
長距離便では、もっと高くなります。
マニラ・ロンドン便では50ドルでした。
このガラガラの前方有料席、商売としては、もう少し安くして
席を埋めた方が得策ではないかと思います。
まあ、それ以前に、この有料販売の制度を知らない人がほとんどかと思います。
5時間を超えるフライトを、30ドルで快適に過ごせるのであれば、
購入する方はもっと多いと思います。
要は、売り方に問題があるのです。
さすが、フィリピン航空です。
そして、更に驚いたことが、
何とこの前方有料席に、客室乗務員が休憩中に座っていたこと!
さすがに、びっくりしましたね。
私は通算数百回は飛行機に乗っていますが、こんなのは初めてです。
勿論、乗務員の業務は激務なので空いている席に座るのは
問題ないと思いますが、乗客を狭い席に押し込んで、乗務員が快適な席で
一列3席を独占というのは、どう考えても文明人日本人の発想にはありません。
エコノミーの前方からCAが水を配り始めた時も、
私より乗務員(少し偉そうなオッサン)に先に注ぎましたしね。。。
フィリピン名物、 上司>顧客 の構図。
まさか、国際線の中で、この名物を目にするとは思いませんでした、
フィリピン航空、奥が深いですね。。。
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