セブの労働コスト 東南アジアの最低賃金を比較する!!




多くの日本人企業及び起業家の方々が、ビジネスの視察にセブに来られます。
私もこうした方々の案内をさせて頂くことがあり、色々な話を伺います。

皆さんのフィリピン進出の理由は様々ですが、最大の理由は勿論、

 

安価な労働力です。

 

私自身、ようやくセブでのコスト感覚が身ついてきたところですが、
他の東南アジア諸国と比較してどうなのか、正直分かっていませんでした。

また、視察に訪れる方の中には、ベトナムとフィリピンで迷われている方が
多くいるにも拘わらず、恥ずかしながらベトナムの数字が頭に入っていませんでした。

ということで、今回、資料を探してみました。




 

有難いことに、日本語で多くの資料が見つかりました。
下記は、東南アジア各国の「最低賃金」の比較表です。

東南アジア各国 最低賃金比較

Source: http://www.jcmetal.jp/files/16-19.pdf

残念ながら、決して一目で見て分かり易い表ではないことと、
為替レートが古い(2014年3月時点)ことから、下記の通り、整理してみました。

為替については、全通貨との調整は難儀なので、ドル円レートに基づき補正しました。
2014年3月に比べて2015年1月時点では、円の価値が約16%円下落しています。

また、月間労働日を30日に設定していて不自然なので、これも22日に補正しました。

結果は、下記の通りです。

東南アジア各国の、月額最低賃金(日本円ベース)です。

国名  月額 円 
フィリピン  27,869 円
タイ  24,382 円
マレーシア  24,070 円
インドネシア  18,796 円
ベトナム  11,192 円
カンボジア  5,436 円
ミャンマー  1,367 円

上記の表をグラフにすると、下記のようになります。

東南アジア 最低賃金比較

 

なっ、なんと、フィリピンが一番!!

フィリピンが一番のグラフって初めて見たような気がします。。。

 

念の為、検算してみます。

約28,000円ということは、現在のレートで約10,300ペソ。

感覚的に合っていますね。

しかし、もう一点注意が必要です。

これは、マニラのものです。
マニラとセブでは、最低賃金に大きな差があるのです。

日額最低賃金は、マニラで466ペソ、セブで340ペソ。

Source: http://www.bles.dole.gov.ph/publications/current%20labor%20statistics/statistical%20tables/pdf/tab24.pdf 

つまり、セブでの月額最低賃金は、マニラの約72%
約7,500ペソ(約20,000円)になります。

はい、感覚的にこんなものですね。

勿論、これは最低賃金ですので、経験やスキルのある社員はこの金額では雇えません。

しかし、”東南アジア途上国で最も高い”フィリピンですら、このコストなのです。
そして、程度のこそ差あれ、(何となく)英語も通じます。

 

そう考えると、このコストはやはり極めて魅力的です!!

 

あくまでも”コスト”ですが。。。

パフォーマンスは。。。(惨)

 

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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