魔の2時間 そして僕は途方に暮れる…




 

銀行と会社に行くべく、タクシーに乗り込む。

途中、自宅から5分程度のところにある洗濯屋さんに立ち寄る。

 

ここで、ローカル豆知識

・セブでは、洗濯機のある家は稀です。
・おそらく、超富裕層でしょう。
・ローカルエリアを歩けば、屋外でタライで手洗いしている光景を至る所で見かけます。
・若い女性でも、可哀想なことに、手の荒れた女性がたくさんいます。「洗濯荒れ」です。
・ITパークのAsia Premier、マクタンのMovenpickといった高級コンドミニアムでさえ、部屋に「洗濯機置き場」は無いのです。

 

話を戻します。

店内に入ると、10歳くらいの女の子がポツン。

何やら私に言っているが、意味が分からない。

どうやら、英語ができないらしい。

多分、「いま、誰もいないの」と言っているのだろう。

 

見ればわかる。

 

レシート(引き換え券)を見せて、笑顔で「自分で探すね」と言い、カウンター内に入る。

棚には、約30個ほどの洗濯済みのパックがある。

各顧客毎に、ビニールの袋に入れられている。

探すこと5分。

 

私の服がない。

 

女の子に「電話して誰か読んでくれる?」と、渾身の笑顔でお願いするが通じない。

というか、明らかに私にビビッている。

やはり、外国人は怖いのか。。。まあ、その気持ちは分かる。

仕方なく、店を後にする。

この時点で、「服が見つからないこと」を覚悟する。

常に、最悪のシナリオを想定しておく。

この国で生き抜く上での鉄則だ。

ただ、一点しんどいのは、大きな袋に入れた”汚れた服”を預けられなかったこと。。。

要は、1日中、この”袋いっぱいの汚れモノ”を持って過ごすことになったのだ。

さすがに、ちょこっとツライ…

こうして、一つ目の試練が過ぎ去った。

 



 

待たせているタクシーに戻る。

 

待たせてゴメンね!洗濯モノが見つからなくて….

 

追加で40ペソね

 

意味が分からない。

全く会話が成立していない。

 

どういうこと?

 

目的地と違うところに立ち寄ったので、2カ所計算になる。
その場合は、初乗り料を上乗せする決まり。

 

そのルールは知っている。異論はない、理に適っている。

しかし、今回は通り道で少し立ち寄っただけだ。

しかも、通勤途中に毎週のように洗濯屋によっているが、一度もそんなことを言われたことはない。

冷静に、ニュートラルに考えても、私が正しい。

日本でも、イギリスでも、「ちょっとコンビニ寄って」とお願いして、追加料金を請求されたことはない。

そのことを伝える。

 

いえ、ダメ、と運転手。

 

あなたは、タクシーに乗車する時に、途中で洗濯屋によってくれとは言わなかった。先に聞いていれば違ったのだが。。。だから、洗濯屋は2カ所目の目的地になる。

 

どうやら、この運転手は喧嘩を売っているらしい。

残念だ。

また、非生産的な行為に、時間と労力を費やさねばならない。

しかし、それは最小限に抑えたい。

一発、ショート・カウンターを放つ。

 

私が洗濯屋の前で降りる前に、もしあなたが「ここで降りたらプラス40ペソです」と言っていたら、私は降りなかった。私を「事前に言わなかった」という理由で責めるなら、あなたはどうなんだ?

 

私の言いたいことを理解させるのに、数分を要したが、ある時点で運転手の表情が変わった。

どうやら、理解したようだ。

そして、自分の過ちを認め、謝罪した。

降り際、運転手はメーターを指し「197ペソです」と言ったが、220ペソ渡した。

一言添えて。

 

余計なことしないで、良いサービスをして、チップを稼ぎなさい。

 

1時間で二つの試練。

日々是修行。

さて、次はBDO銀行。

心を静めて店内に入る。

 

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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