フィリピンでヒト(人材)を育てることは果たして可能か




 

ヒトを育てる

 

マネジメントにおける永遠のテーマ

 

私も日本在住時は 上場企業の経営陣の端くれ

 

ヒトを育てる

 

紛うこと無き 経営の最優先課題の一つ

 

しかし 当時から私はこの言葉に大きな抵抗を覚えていました

 

大きな抵抗?

 

いやいや正直に話しましょう

 

 

そんなことできるはずない

 

 

実はそう思っていました

 

こう言ってしまうと身も蓋もないのですが

 

 

育つ人は勝手に育ちます

自分でどんどん成長していきます

 

 

ですから マネジメントの責任は

 

 

彼らが成長できる適切な環境を与えてあげること

 

 

だと信じていました



 

この考えは イギリスMBAでのレクチャーや多国籍群の学生との議論
はたまた ここセブ島での 2年以上に渡るビジネス経験を経ても 全く変わりません

 

いやむしろ

 

自分は正しかった

 

との確信が膨らむばかりです

 

ヒトを育てる

 

私はそんなに偉くありません
こんな不完全な人間が そう簡単に人を育てることなどできません

 

ヒトを育てる

 

こんな重い言葉を 誰もが軽々に口にすべきではない
私は本気でそう思っています

 

ですから マネジメントがすべきことは まず
『正しい人』を採用すること だと思っています

 

『正しい人』とは その会社の経営者の考え方 規模 事業内容 成長ステージ等によって
マチマチでしょう

 

私の『正しい人』の定義はいつも決まっています

 

 

第1に、性格の良い人

次に、能力がある人

 

つまり 能力があっても性格が良くない人は絶対に採用しません

 

では その「性格の良さ」とは?

 

嘘をつかないこと
遅刻しないこと
ありがとう と ごめんなさい が言えること
怠けないこと(働き者)
そして 優しい

 

実にシンプル

 

しかし これが一番大事

 

そして これらって会社が教えることではなく
親やその人を取り巻く環境が教えること のはずです

 

面接で話せば 大体分かります

 

目の色を見れば 何となく感じます

 

その直感を私は大切にしています

 

 

 

先日もこのブログで セブの某企業の採用面接の手伝いをした経験を書きました

 

コンサルとして 上記のモノサシで書類選考をし 面接をしました

 

審査した履歴書は 150名を越えました

 

その中から採用はたったの3名

 

いずれも 目の澄んだ性格の良い女性です

 

採用後約2カ月

 

誰1人 1度も遅刻をせず
怠けず
就業時間以外にも勉強し
どんどん成長しているそうです

 

正しい人を採用し 適切な環境を与えれば ヒトは勝手に育つ

 

まだたった2ヵ月ですが やはり人事の肝はどこでも一緒なのだと感じています

 

 

2ヵ月間 誰1人 1度も遅刻しない

 

 

フィリピンではこれをミラクルと言います

 

しかし 『正しい人』を雇えれば
セブでも こんなことが可能だということが分かりました

 

ただ フィリピンには 私が言う『性格の良い』人は なかなかいません

 

みんな明るくて良い人ばかりです

タクシーの運転手と一部の失礼な輩を除けば

 

しかし それだけでは やはり一緒には働けないのです….

 

先日 セブシティのSMにあるユニクロで 初めて買い物をした際
日本レベルの接客と会計処理スピードの速さを目の当たりにし
こんなことを考えてしまいました…

 

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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