SSSという悪魔のような役所 たった1分の手続きに何時間待てば良いのか?




 

単刀直入に答えから、

 

 

6時間です!

 

 

では、経緯を順を追って説明します。

SSSとは、Social Security Systemの略。フィリピン人労働者の年金や傷害保険等を扱う役所です。雇用者は毎月の掛け金をSSSに支払い、従業員の給料から毎月一定額を控除します。

そして、今回私が経営する英語学校の講師が1人退職することになったため、その登録手続きに赴いた訳です。

何故、私自身で行ったか?それは、今回退職したスタッフがこの手の業務を一切担っていたからです(今後の引き継ぎが大変)。

 

SSSの悪辣ぶりを経験済みの私は、「もしかしたらいけるかも?」という微かな期待を抱いて知り合いのフィリピン人に届出を依頼しました(自分では行きたくない)。

しかし、結果は惨敗(苦笑)。

 

ざっくり言うと、SSSは「資格者」しかこういう手続きができないのです。そして、今回依頼した友人は当然に資格者ではないわけです。

ゴメンね、Irish!

 

と言うわけで、「万が一のため」と起業時に資格者登録をしていた私自身で行くことになった訳です。

やはり、万が一の備えって重要ですね!




翌日、朝の9:30にSSSに到着。

貰った整理券は49番

そして、9:30時点の進捗状況を確認するとまだ10番が処理中。

SSSは朝8時に始まるので、ざっくり1時間半で10人しか進んでいないということ。

 

この牛歩ぶり、フィリピンでは普通です。

 

一応進捗スピードを確認しようと、そのまま30分待ってみることにしました。

結果は、1人進んで11番♪

ということで、事務所に戻りました。

 

一通りの仕事が済んで、SSSに再び降り立ったのが午後2時。

そして、この時点で処理中の番号は46番

 

ラッキー!!

 

この「ラッキー」の意味は、「もしかしたら今日中に要件が済むかもしれない」という極めて低レベルのラッキー。フィリピン生活も長くなると、小さなことで幸せを感じられるようになりますね。

 

そこから忍の一字で、待って、待って、待ちます。

 

ようやく、自分の順番が来て、サクッと1分で処理が終わり時計を見ると、午後3時半。

 

 

整理券をもらってから、きっかり6時間で処理が完了したわけです。

 

多くの経営者は「雑用は全て部下に振れ」と言います。確かに「生産性」を考慮すればその通りです。しかし、ここフィリピンの役所や銀行の乱暴狼藉ぶりを直に体験して熟知していると、部下に頼むのが可哀想でならないのです(私の甘さですね)。

 

今後フィリピンで起業する方は、自分でこうした業務をする必要はないと思います。しかし、一方で一度は経験してみるべきだと思うのです。そうすれば、フィリピン人スタッフの気持ちも分かり、頼み方にも気を遣うようになり、良好な人間関係を築く上でポジティブに作用すると思います。

 

 

6時間待たされて、「お待たせしてスミマセン」の一言もないのです。

長時間待たせておいて、聞いたこともない追加資料を要求されたりするのです。

長時間待っても自分の番号が来なければ、翌日に持ち越しなのです。

 

 

待つこと以上に、相手の人間らしからぬ不親切さが気に障ります。

残念ながら、この国には実は親切さが欠けているのです。

見た目の(仕事時以外の)フレンドリーさに惑わされてはいけません。

 

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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