セブでビジネスを始める -4 法人設立




 

フィリピンでは、法人登記はSECに申請します。

SECとは、 Securities and Exchange Commission (証券取引委員会)の略です。
今後、頻繁に出てくる用語ですので、是非覚えて下さい。

 

さて、下記が法人登記の大まかな流れです。

 

1, 社名を予約する

フィリピンでは、他社と類似の名称は社名として許可されません。
社名が決まり次第、予約した方が良いでしょう。

 

2, 事業目的を決定する

フィリピンでは、「一法人に対し、一事業目的」が鉄則です。
アヤラ(フィリピン最大の財閥)と名の付く会社が、多く存在するのもこの為です。

 

3, 資本金額を決定する。

資本金には3種類あります。

A, Authorized Capital 授権資本金
:株主総会の承認を得ずに増資できる限度額、Bの4倍まで
B, Subscribed Capital 発行済み株式 : 一般的に言われる「資本金」
C, Paid-up Capital 払込資本金: 実際に銀行に払い込む金額

フィリピンの法律では、「払込資本が5,000ペソ以上あれば良し」とされていますが、
外資の場合は、まず通りません。

相応の資本金額にすることが求められます。

 

4, 株主と出資構成を決定する

誰が、いくら引き受けるかと決定する。
ここは、以前述べた「外資規制」を理解した上で進める必要があります。

 

5, 発起人及び取締役を選定する

最低5名の発起人および取締役を選定する。
また、取締役の過半数は「フィリピン居住者」でなければならない。

President/代表取締役、Corporate Secretary/秘書役、Treasurer/財務役
の選定はマスト。

 

6, 定款を作成する

これまで決定した事項を、標準的なフォーマットに入れれば完成。

 

7, 資本金の払い込みを行う

資本金払込用の口座を開設し、資本金を振り込む。

 

8, SECへ申請する

1~7で準備した種類等を揃えて申請する。
”一般的には”、3週間以内に承認されます。

上記の一つ一つの手続きに、更に細かいルールがありますが、
全体感はざっとこんな感じでしょう。



私は、上記をほぼ独学で勉強しました。
日本語サイト、英語サイトを貪り読んで。。。
そして、最後に日本人の友人に助けてもらいました。

 

というのも、当初は法人登記をフィリピン人の弁護士に依頼したのですが、
2013年の7月に依頼し、SECの承認を得られたのが11月17日。
そして、再三の催促により、ようやく”承認された証書”を
手元に得たのが2014年の1月10日。

 

何と、ほぼ半年も掛ったのです!!

 

当初は、当社のオーナーが弁護士に依頼し、11月下旬から私が引き継ぎました。
その後、あまりにフィリピン人弁護士の対応が遅く、ルーズなので、まずは自分が
知識(理論)武装するために、勉強したのです。

そして、1月10日に面会した際に、弁護士を質問責めにしました。

しかし、全く的を射た回答を得ることが出来ませんでした。

どうやら、この弁護士の専門は他にあるらしく、法人設立は素人だったのです。

こうして、それ以降の業務(営業許可取得等)をキャンセルし、分かり易く言えば、
この弁護士をクビにしたのです。

これまで多くの日本人が、こうした弁護士の被害に遭っています。
中には悪意のある弁護士もいるそうですが、そうでない場合も多いのです。

当社が雇った弁護士は、後者でした。
人間的には良い人です。
そして、ポイントは「フィリピン人は(役人を除いて)NOと言えない」人種
だということです。

分からなくても、知らなくても、その場では”It’s OK”と言うのです。
勿論、悪気はありません。

セブでビジネスをする上で(生き抜く上で)、これ、非常に重要な知識ですね。

 

 

当社では、下記に関する現地サポートを”リーズナブルな価格”で提供しております。
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会社設立登記
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PEZA(税制優遇措置)取得
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銀行口座の開設
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フィリピン人雇用契約及び社会保障関連の手続き
オフィス開設(物件探し、契約手続き)
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その他

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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