超学歴社会のフィリピン
セブに住んでいて感じることの一つ
それは学歴コンプレックス
この国では残念ながら学費が払えないことを理由に
大学に行けなかったり 中退せざるをえない人がたくさんいます
では大学の授業料ってどのくらいなのか?
私が知る限り”授業料が安い”と評判のセブ・ノーマル大学の授業料を調べてみました
セブの英語学校で働く講師を多く輩出する教育学部の年間授業料は
6,000〜8,000ペソ (13,200円〜17,600円)
http://www.finduniversity.ph/universities/cebu-normal-university/undergraduate-courses/
安いです
フィリピン人の所得水準でも給料1ヶ月分で十分賄えます
しかし この国では払えない人が多いのです
理由は 「宵越しの銭は持たない」フィリピン1億 総江戸っ子気質 計画性ゼロ
そして 以前も書いた通り 高い失業率 → 他者への依存体質
夜の街で働く女性たちの多くは 大学中退組です
そして 彼女たちに「どうしてここで働いてるの?」と聞いて帰ってくる答えで多いのが
大学出てないと 普通の会社は雇ってくれないでしょ…
そうなんです フィリピンって露骨な学歴社会なんです
とにかく猫も杓子も ”大学の卒業証書持って来い”って感じなんです
以前 私が運営するセブ英語倶楽部のTESDA認可を取得しようとした際
こんなことを言われました
※TESDAとは フィリピンの職業訓練学校の親玉のような組織
・主要ポストは 全員大卒者であること
・主要ポストのスタッフ及び講師全員の成績証明書を提出すること
あまりの阿呆らしさに ちゃぶ台をひっくり返しそうになりましたが我慢がまん…
まさに フィリピンの学歴社会を象徴している事例ですね
それこそ 公的機間が率先して学歴社会を煽っていること自体 私には理解不能です
では フィリピンではどのくらいの人が大学に進むのか?
アメリカ 86.66%
日本 62.41%
イギリス 56.47%
タイ 52.5%
フィリピン 35.75%
インドネシア 31.1%
http://www.globalnote.jp/post-1465.html
ザクッと3分の1ですね
つまり 残りの3分の2の人たちが 露骨に学歴差別を受けていることになります
う〜ん そんなに大学って価値あるんですかね
最後にフィリピンの大学ランキングを紹介して終わりにします
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我らがセブの大学 ランキング上では惨敗ですね
フィリピン第2?第3?の都市のはずなんですが
Top20には セブきっての名門サンカルロス大学だけがランクインです
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