株式投資のハナシ 何もしないという大罪




 

なぜリーマンショック以降、日本は低空飛行を続けたのか?

 

理由は、政府(中央銀行含む)が何もしなかったから。

 

前々回、お話した通り、アメリカは大胆な金融緩和により、いち早く景気回復の軌道に乗りました。しかし、日本は何と全くと言っていい程、金融緩和をしなかったのです。




下記のグラフをご覧ください。
日本とアメリカの中央銀行のバランスシートの比較です。
FRBは金融緩和によりその負債が3.2倍に増大していますが(中央銀行は通貨を発行すると負債が増える)、日本のそれはほぼ横ばいです。何の金融政策も取らなかった結果です。

グラフィックス1

 

そして、下記が主要国のマネーサプライの推移。
日本の異常な低さが分かります。

グラフィックス1

こうして、10年以上続くデフレが更に助長され、「貸し渋り・貸し剥がし」という言葉に象徴される資金不足が発生し、消費者マインドが更に悪化していったのです。

 

デフレとは、物価が下がることです。

デフレ下においては、消費者の財布の紐は固くなります。なぜなら、いま買うよりも、一年後の方が値下がりするからです。こうして、消費は益々落ち込み、経済全体が停滞していったのです。

 

私は経済のプロではありませんが、自分なりに勉強しています(まだまだ、ひよっこですが)。私が好きな経済学者に高橋洋一さんという方がいるのですが、彼ははっきりと「景気はマクロ政策で7割決まる」と言っています。つまり、企業がどんなに頑張っても、政府が正しい経済政策を取らない限り、景気回復は難しいということです。

そういう意味で、当時の政府及び日銀は、その失政の誹りを免れえないと思います。

大罪と言っていいと思います。

 

 

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