フィリピン内国歳入庁(BIR)年末恒例の地獄絵図




 

フィリピンでは、馬鹿げたことに手書きの帳簿をつけることが義務付けられています。

 

「手書き」以外の帳簿、例えば会社独自のシステムやエクセル等を使用する場合は、
BIRの承認を事前に取る必要があります。

 

そして、この国では「お上の承認」を得るには尋常ではない手間と時間がかかるので、
私が経営する会社でも仕方なく手書きの帳簿をつけています。
(フィリピン人スタッフにお願いしてます)

 

 

そして、これらの帳簿は年度末にBIRに行き「ちゃんとつけてますね」というお墨付きを貰わなければならないのです。

 

実際には、Form1905という書式と帳簿を持参し、Approvedというスタンプを偉そうなおばちゃんに押してもらうという儀式。

 

ということで、昨日12/28にたったこのためだけにBIR様まで行ってきました。

 

朝10時に私の住むマクタン島を出発し、ほぼ予定通りの1時間ドライブでBIRに到着。
(深夜なら10分程度の距離です)

 

入り口で番号札をもらい、中に入りモニターでどのくらい待つかをチェックする。

 

 

もらった番号札。

 

 

私が到着した時は、201番の人の番でした。

 

 

227人待ち??

 

 

いくらなんでもおかしいので、カウンターに行き「スタンプはここでもらえますか?」と聞いたところ、YES!

 

そして、一言。

番号札持ってますか?

と言いながら、モニターの番号を指し示すBIRのスタッフ。

 

 

この時点で、227人待ちという絶望的な現実を突きつけられる。

 



 

ざっと試算してみる。

BIRは朝8時から開いてるのでは、私が到着した11時までに200人の対応が終わっただけ。

ということは、ざっとこのあと2時間かかる。

さらに、昼休みの1時間がある。

結論 → 私の順番が来るのは午後2時。

 

 

これが、フィリピン名物 BIRの年末地獄絵巻です。

 

 

3時間待ちに、渋滞での移動往復2時間。

 

 

当然、往生際の悪い私はここで諦めるようなことはしません。

私がたまに使う奥義 ”私は外国人なのでよくわかりません、助けて下さい”の術炸裂。

 

見渡す限りで一番偉そうなおばちゃんのところに行き(フィリピンの役所はほぼ女性スタッフしかいません)、笑顔を湛えながら困った様子を全面に出して、

 

スタンプをもらいにきたのですが、どうすれば良いですか?

私、初めてなのでわからないのです。

どうすれば良いか教えて頂けますか?

 

と、まずはフィリピン人が使わないであろう超丁寧な英語でアタック。

 

It’s OK!!

どれどれ、この2冊で良いの?

 

と言いつつ、サクッとスタンプを押してサインしてくれる偉いオバちゃん。

 

こうして私はこれまで培ったテクニックで、3時間という時間を短縮できたのです。

 

フィリピンってこういうところです。

「ズル」ではなく、「上手に」やることで被害を最小限に食い止めることができるのです。

 

私が自分で役所に行く理由はここにあります。

フィリピン人は「役所が言うことが絶対」という考えが染み付いているので、こういう機転を利かすことができないのです。

ですから、おそらくはフィリピン人スタッフに頼んだら、きっと彼女は3時間待ちをくらったわけなのです。

 

相変わらず、BIR手強いですね。。。

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