フィリピン・ビジネスの常識 Probationary 試用期間




 

以前このブログで書いた通り、フィリピン人の正社員を1名雇用する必要があります。
実はこれに関しては、一人当てがあったのでピンポイントで連絡を取りました。

念の為、誤解が生じないように、業務内容や条件等を記載したJob Offer を
事前にメールで送り、その後、スカイプで確認しました。
そして、すんなりと合意。
一件落着ってところです。

数年来の付き合いなので、お互い気心も知れていますが、
ここはビジネスライクに”試用期間”を設定しました。

フィリピンの雇用契約書では、probationaryという単語が、
試用期間を意味する単語として使われます。

 

期間は6か月。
これは、合法の範囲内です(労働法281条)。

 

私が初めてフィリピン人を雇用する際、現地に長くいる友人に、
「6ヶ月の試用期間を定めた方がいいよ」とのアドバイスをもらいました。

実は、雇用者と被雇用者間の揉め事が、フィリピンでは非常に多いのです。
そして、多くのケースが、
解雇されたフィリピン人による「感情的な逆恨み」が原因なのです。

私は経験がありませんが、この手の話は本当によく耳にします。
毎日のように、弁護士が訪ねてくる現地の英語学校もあるほどです。
Facebook等で繋がっていると、誹謗中傷を書きこまれ炎上します。



ですから、私は普段から当社の従業員と接する場合は、かなり気を遣っています。
日本人とは異なる感性を持っていますし、非常に激情的な民族なので。

つまり、正社員契約をしているフィリピン人を、何らかの理由で解雇するということは、
そのまま”争いごと”を意味するのです。

ですから、6か月間の試用期間で、じっくりと、能力面のみならず人間性を理解する
必要があるのです。

ここはフィリピン、私たち日本人にとってはAWAYです。
そして、フィリピンは法治国家ではなく、人治国家または情治国家です。

フィリピン人と争っても勝てません。
下手したら、命を狙われます。

争いを未然に防ぐ。
当たり前のことですが、ここフィリピンでは益々鉄則です。

そういう意味で、Probationaryという言葉は、重要なキーワードですね。

 

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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