フィリピン・ビジネスの常識 フィリピンの契約書の特徴




 

今日は、フィリピンの契約書に関する「形式的な違い」について説明します。

今では慣れたものの、「どうして?」という疑問が消えないものもまだあります。

 

1, 用紙のサイズ

フィリピンでは法的な文書には、”リーガル・サイズ”と言われる用紙を使います。
A4用紙を少し縦に長くしたものです。

フィリピンの伝統なのでしょうが(アメリカの習慣?)、完全にグローバル化の流れに逆行していますよね。
日本から持ってきたクリアファイルに納まらず困るのです。

ちなみに、イギリスでは当然日本と同じで、A4用紙が標準です。



 

2, notarized

全ての契約書は、notarized=公証、が無ければ効力が無いのです。
つまり、公証人によるサインが必要です。

そして、公証人自身が、サインした契約書の写しを1部取るので、
契約書は3部作成する必要があります。

また、公証人は弁護士がその任に当たります。
他の役人も公証する権限があるのかもしれませんが、私は弁護士以外に
依頼したことはありません。

料金は弁護士により様々です。

私は一度法外な金額を吹っかけられたことがありますが、
交渉したら簡単に”通常価格”に落ちましたが。。。

 

3, 大量のサイン

フィリピンには袋綴じという習慣がありません。
従って、契約書の全てのページ(通常左の余白)にサインをする必要があるのです。

ホント、原始的なのです。

ちなみに、会社のオフィスの賃貸契約書は全10ページあるので、
10ページ×3部で、30回もサインさせられました。

このサインだけで、フィリピン全土で、年間どれだけの時間が浪費されているのか

想像もつきませんね。

 

フィリピンでは、時間は無限にあるもの。

 

この習慣、多分、20年後も変わってないと思います。。。

 

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日本とは言語も文化も全く異なる別世界のフィリピン。セブ在住5年の筆者が、セブ島での生活とビジネスをリアルに語ります。嘘&誇張一切なし。ガチで書いてます。


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