週刊セブ島留学&起業日記(第9回)




 

日本は史上空前の暑さということで本当に大変そうですね。一方で、今週のセブは最高気温は32度程度です。さらに、私が住むマクタン島は小さな島で海に囲まれているので結構快適に過ごせています。夜寝る時もエアコンはおろか、扇風機すら使っていません。朝方は少し冷えるので、最近、風邪を引いているフィリピン人も多いですね。ということで、「夏休み セブ島避暑留学」なんて如何ですか?当校は、まだ若干数の空きがあります。

 

いやはや、時代も変わったものですね。。。

 

さて、私とHikkyが経営するセブ英語倶楽部の一番の売り、それは講師の質です。まあ、どこの経営者も自分の社員を褒めるのは定石なのですが、他社さんを圧倒的にぶっちぎる当校自慢の事実をここに公表したいと思います。

 

なんと、雇用して約2年、誰1人として、1分の遅刻もしたことがありません!

 

これが如何にすごいことであるか、フィリピンに住む人やセブ留学経験者なら分かって頂けると思います。「フィリピン・タイム」という非常識な時間が流れるこの国で、この事実は、あの「江夏の21球」にも匹敵する歴史的偉業と言っても誰も異論を挟むことはないでしょう。

 

「江夏の21球」を知らない方はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=ETzd6CGt-ao

 

まあ、当校は少数精鋭なのでフィリピン人講師は現在4人しかいませんが、創業メンバーの4人はまだ誰も辞めていません。そして、今のところ、お客様からのクレームもゼロです。勿論、多少の「合う合わない」や好みはあると思いますが、クレームに発展するレベルではないということです。

 

英語学校の講師の質として、その「英語力」や「教えるスキル」が議論に挙がることが多いと思いますが、それらが高いのは当たり前なんです。英語講師ですから。一方で、フィリピンと日本の最大の文化の違いは、いわゆる「勤勉さ」ってやつなんです。そして、このギャップを埋めることが、ここフィリピンで日本人のお客様の満足度を高める要所だと考えています。

 

更に、一番大切な認識は「勤勉さとか姿勢というものを会社が教えることはほぼ不可能」だということです。勿論、自信がある方はやって下さい。しかし、私がやっているのはビジネスです。ボランティアではありません。そうであれば、「勤勉で一生懸命働く人」を雇うことが最も合理的な判断なのです(私たちは人を育てられるほど高潔な人間ではありません。それは彼らの親にお任せします)。

 

そこで、今日は「フィリピンでの正しい人の雇い方」をちょこっと開示したいと思います(スミマセン、前置き長すぎました)。

 

実は、8月からのピークシーズンに合わせて、講師を1人採用しました。これをケーススタディとしてここに具体的に開示します。

 

求人広告は、Mynimoという大手求人サイトに掲載しました。費用は5000ペソ程度。全てオンラインで解決し、支払いもクレジットカードでできるのでストレス・フリーです。
https://www.mynimo.com/

 

そして、下記が私が掲載した広告です。少し長いですが、全文掲載します。

 

Cebu Eigo Club cordially invites you to apply for the positions of English language teachers who are fluent in Standard English.

・Recruiter: Cebu Eigo Club inc.
・Location: Ace Penzionne, Pajo, Lapu-Lapu City
・Salary: Unspecified
・Job Level: Experienced (FRESH GRADUATES ARE WELCOME)
・Hours: Full Time
・Contract: Permanent
・Starting on August 1 2018
※Applicants who can work on national holidays will be prioritized (except for Christmas, New year’s day etc.)

ROLE
The positions are required to teach English as a second language to Japanese students and assist in curriculum development in the school.

QUALIFICATIONS FOR APPOINTMENT
Applicants should have the ability to use English fluently and spontaneously, to give grammatically accurate responses in communication and to write or speak creatively.

We are looking for English teachers who have / are:
・SMILE !!
・Hospitality
・Punctuality and self-discipline
・Interpersonal skills
・Advanced English skills
・Graduates of any (4) year course
・Male or Female

TERMS AND CONDITIONS OF APPOINTMENT

The appointment will start on a six-months probationary contract, subject to renewal after expiry.

Remuneration package:
・Salary from 8,000 per month (Fresh graduates)
・Salary from 9,000 per month (Experienced)
・Bonus will be given TWICE a year including the 13th month pay, in June and December
・SSS, Philhealth and Pagi ibig
・And other benefits

The salary, the terms and conditions of service to be offered are subject to the candidate’s qualifications and post-qualification teaching experience and the prevailing conditions at the time the offer of appointment is made.

SPECIAL BENEFITS
・To be provided with Japanese language lessons
・To be able to have international experiences with Japanese students
・To have opportunities to learn international business practices and manners

INTERVIEWS
・Suitable applicants will be required to attend an interview in person. Interviews will be taking place in July 2018 in Lapu Lapu City.

Please send your resume to info@cebuec.com
***Only emails are accepted. Please DO NOT send texts or call.

 

結果から書くとこの求人広告を掲載して2週間で、

・応募:約60人
・書類審査通過→面接招待:12人
・面接の招待メールに返事があった人:5人
・実際に面接に来た人:3人
・採用:1人

 

まず、この求人広告の要点は最後の1行です。
Only emails are accepted. Please DO NOT send texts or call.

 

そう、ここでメールのみの提出を指定しています。フィリピンではこうしないと、いきなり電話が掛かってきたり、テキスト(携帯メール)を送ってきたり、履歴書を持参する人が続出して業務に支障がでます。それでも昨日は、授業中にノックしてきた履歴書持参の輩が2人いましたが。

 

そして、この1文のもう一つの意味は「しっかりルールを守れるか」「最後まで求人広告を読める英語力・集中力・注意力」があるか?を測ることです。これ、フィリピンではとっても大切なことなんです。

 

次の段階は書類審査です。私の書類審査の最大のポイントは下記です。

 

離職期間がないこと(または極めて短いこと)

 

驚くことに、フィリピン人は半年とか1年、仕事をしない人がたくさんいるのです。みんな大家族で暮らしているので、誰かが養ってくれるという背景があるのですが、こんな「さぼり癖」がある人は絶対に雇ってはいけません。この1点において、応募者60名を12人に絞ることができました。

 

それ以外のポイントとしては、下記でしょうか?

・家が遠くないこと
・履歴書に写真が貼ってあること
・メールの本文が書かれていること
・まともな英語で書かれていること

 

まず「家が遠くないこと」はフィリピンでは本当に重要です。電車がないセブでの生活は、渋滞との戦いです。更には大雨でも降れば簡単に洪水が発生し、街全体の機能が麻痺します。そんな環境下で遠隔通勤の社員に「遅刻するな」という方が酷なのです。ですから、そういう候補者は、思いやりの精神の基、最初から採用しないことです。

 

次に「履歴書に写真が貼ってあること」。写真を貼ることは義務ではありませんが、自分をアピールしたければやはり貼るべきだと私は思います。とりわけ、フィリピン人は「自分大好き国民」です。そんなフィリピン人が写真を貼ってこないって、よほどルックスに自信がないのかなと勘ぐってしまいます。勿論、ルックスで採用を決めているわけではありませんが、英語学校は「客商売」なので重要な要素であることに変わりありません。

 

それから、「メールの本文が書かれていること」。要は、履歴書だけ添付してハローの一言もない候補者が異常に多いのです。こういう人が、お客様に良いサービスを提供できるとは思えません。

 

最後に「まともな英語で書かれていること」。残念ながら、完璧な英語を求めてはいけません。文法の間違いのない履歴書などまずありえません。政府や行政の文書ですら文法の間違いはありますので。多少間違いがあっても、熱意があって丁寧に書かれているものなら書類選考はパスです。

 

ここで「学歴は?」と思う方もいると思いますが、私は基本無視します。高卒でも面接へは招待しました(来ませんでしたが)。失礼ながら、フィリピンの大学間のレベル差は私には誤差にしか見えません。

 

職歴については、未経験でも問題ありません。英語教師って「客商売」ですから、しっかり英語が話せれば全く気にしません。逆に以前他校さんにいて「変な癖」がついている方が嫌ですね。今回もある特定の学校で働いている講師からの応募が多かったのですが、全員書類審査の時点で不合格にしました。あんな講師ばかりの学校で大丈夫なのかな?と逆に心配になったりします。

 

参考までに、下記がそんな応募者の1人から届いたメールです。

 

good day to you mam i have heard that your esl school is looking for an english teachers i am interested to apply on it i graduated my bachelors degree in bachelor in elementary education in cordova public college last march 2017 and i have been experience part time esl before in ABCDE and in FGHIJ though i have a. less experience in esl i will be good enough tobe a better teacher in your institution if given a chance to work in your esl school i would gladly been glad to work
i am waiting for your response as soon as possible for further information about me you can contact on my number 0932909*****

 

上記のABCDEとFGHIJに具体的な学校名が入るのですが、基本的な英語力が欠如しています。マナーもゼロです。挙句には、「できるだけ早く返事下さい」なんて宣っています。バカなのか、それ以外の英語表現をしらないのか。。

 

さて、上記のような超緩い基準をパスできた候補者が今回は12人もいて感動しました。そして、丁寧に面接への招待メールを送ったのですが、返事すらきません。面接は毎週土曜日に行っていて、最初の週の土曜日は2人、次の週は3人に招待を出しましたが返信はゼロでした。信じられますか?会社に応募しておきながら、その後のメールをチェックしないのです。私は万が一来た場合に備えて、学校で面接時間に待機していましたが、当然誰も現れませんでした。まあ、来ても最初から採用する気はありませんでしたが。ただ、招待した者の最低限のマナーとして待機したまでです。

 

結局、3週目の土曜日の面接招集に対し、5名から返信があったのですが、2名は指定の時間に都合がつかないとのこと。そこで、「希望の時間を教えて下さい」と返信したところ、そこで音信不通となりました。

 

こうして、60名の中から3名が面接に辿りついた訳です。

 

まず、不合格者の2名について。最初の1名は、英語がまともに話せませんでした(苦笑)。まあ、私の英語に癖があるのは分かっていますが、私の質問をあまり理解できない様子でした。これではどんなに笑顔が素敵でも無理です(フィリピン人特有のうっすら産毛の口髭が生えてました)。

 

次の人も英語がダメ。「日本に以前3年いた」ことがアピールポイントで、面接の間、終始日本語トークへ持ち込もうと「あのー」とかちょいちょい日本語を挟んでくるのですが、そんな手にひっかかる程私はウブではありません。面接中は終始英語で通しました。最後に「もしかして日本に行く予定はあるの?」と聞くと、「いま書類申請中です」とのこと。頭悪すぎ。。。ここでそれ言う??すぐ辞める人は採用できないので今回は見送ります、とその場で言い渡しました

 

最後に、栄えある採用決定者について。60分の1の確率です、合格率1.6%!!(笑)。彼女の名前はラブリー。2回の面接とも20分前に現れた非フィリピン人。職歴も26歳にしてまだ2社しかなく、新卒ではSM(フィリピン最大のショッピングモール)に就職し、4年も勤めたとのこと。フィリピンで4年同じ会社に働くって、日本で言えば生涯1社で通すくらいのレベルです。これだけ堪え性があれば大丈夫です。面接の印象もよく、確実にゲットするために彼女の現状月給に1000ペソ追加のオファーを出して、無事クロージング。

 

こうして長い長い採用活動に終止符を打つことができた訳です。

 

とにかく、絶対に妥協をしないこと、それだけですね。誤った社員を雇ってしまった際のマネジメントコスト(浪費)は目も当てられませんから。

 

スミマセン、長くなりました。

 

さて、それでは今週の質問コーナーに行きましょう。



 

1、今週の質問コーナー

Q1, IELTSでOverall6.0獲得しました!

Q2, どのくらいセブに留学したら英語話せるようになりますか?

Q3, お盆休みに空室ありますか?

2、フィリピン・ビジネスあるある

今回はお休み。

3、今週のセブのレストラン

セブのスポーツバー Euro Hub

4、4、今週買ったもの

[アビレックス] テレコ Vネック Tシャツ メンズ 半袖

5、経済&投資

フィリピン株は2週間で10%上昇!

 

本編は下記のバックナンバーでお読み下さい。

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